つらいかゆみを今すぐ止める かゆみどめ対策100選

つらいかゆみを今すぐ止める!速攻かゆみ止め法!
-3- アロエを活用する

アロエ

ひと株植えておくと便利

ギザギザのついたなが~い葉が特徴の多肉植物・アロエ。
ヨーグルトなどに混ぜて食用されるアロエベラがおなじみですが、日本各地でよく目にするのは観賞用にも栽培されているキダチアロエです。

アロエの葉をカットすると、汁が沁み出て来ますよね。
これに含まれているアロエチンという成分には、強い殺菌作用と抗菌作用があります。またキダチアロエにはアロエウルシンと呼ばれる、細胞に活力を与えて組織の再形成を促す働きがある成分も含まれています。
そしてアロエは、かゆみのもととなるヒスタミンの分泌を抑制する働きも持っているのです。

肌がかゆい!と感じたら、アロエの葉を切り、汁を患部に塗ればOK。
あせもや、湿疹、やけど、虫刺されのかゆみに効果がありますので、植木鉢でひと株育ててみるのはいかがでしょう。

アロエはホームセンターや園芸店などで売られています。
もしくは既に育てている人から茎の部分がついた葉を一本もらい、2週間ほど陰干しして切り口を完全に乾かしてから、土に植えても大丈夫。
鉢は日当たりのよい場所に置き、水は週に1度やれば良いだけなのでラクチンです。


注意するべき点も

アロエはかゆみを抑えてくれますが、熱を持たないじゅくじゅくした患部のかゆみや、黒ずんでしまって熱を感じない患部のかゆみには効果がありません。

またアロエの汁でアレルギー反応を起こすこともあります。皮膚が赤くなったりかゆみが増した場合は、使用を取りやめてください。

アロエ

アトピー性皮膚炎などで肌がかなり敏感になっている場合は、肌の目立たない部分でなおかつ症状が酷くない箇所でパッチテストを行ってから使用するようにしましょう。

ちなみに自宅で育てたアロエを食べるのはオススメしません。下剤の成分であるアントラキノンが含まれており、場合によっては重篤な副作用を招くことがあります。



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