アロエがかゆみどめに有効だと前項で述べました。
そこで一歩進めて、アロエ酒を常備しておき、かゆみどめとして使う方法を実践してみませんか。
アロエ酒は果実酒と同じやりかたで簡単に自作することができます。
用意するものはアロエの葉、果実酒用のびん、ホワイトリカーの3つだけ。
ホワイトリカーとは甲類焼酎の一種で、無味無臭。アルコール度数35という高めの度数が、葉肉の成分の浸出を早めると同時に保存性も高めてくれます。
まずはアロエの葉をきれいに水洗いします。
そしてトゲの部分と、葉の先端部、根元を切り落とします。さらに全体を3~5cm幅にカット。
つづいて熱湯消毒しておいた果実酒用のびんに、カットしたアロエの葉を放り込み、びん一杯にホワイトリカーを注ぎます。
あとは冷暗所でびんを保存するだけ。簡単でしょ?
漬けこんで1週間ほどしたアロエ酒は、化粧水としても利用できます。
かゆみどめとして使うには、少なくとも1カ月以上の漬けこみ期間が必要。
漬けこんだリキュールの色が黄色がかってきたら、アトマイザーなどに小分けしましょう。
かゆみが出たら、アトマイザーからシュッと患部へひと吹き。ティッシュにふくませて、患部に塗ってもOKです。
軟膏とは違ってべとつきがないので、使用感もさわやかですよ。
画像引用:羊頭狗肉な四方山話様(http://chiuchiu.blog.jp/archives/13858296.html)