つらいかゆみを今すぐ止める かゆみどめ対策100選

つらいかゆみを今すぐ止める!速攻かゆみ止め法!
-14- 下着をかゆくならない素材にする

シャツ

乾燥肌のかゆみ、その原因はもしかして…?

特に冬場は肌が乾燥してかゆみが酷くなるものです。
肌が乾燥すると、どうしてかゆみが増すのでしょうか。ポイントは2つあります。
ひとつめは肌の皮脂。空気が乾燥する季節は、肌も乾燥しやすくなり、肌の皮脂も減りやすくなります。
皮脂が減ると肌の角質がもろくなって剥がれてしまいます。すると剥がれて隙間ができた部分から、肌の水分がさらに蒸発して、より乾燥しやすくなるという悪循環が起きてしまうのです。

そして2つ目のポイントは、肌への刺激。
衣類の繊維は、肌と擦れることで摩擦が発生します。この摩擦による刺激が、乾燥した肌にはかゆみとなってしまいます。
セーターを着ると肌がチクチクする感触はありませんか? これはセーターの繊維が摩擦により肌を刺激しているから。

そして同じ衣類なのに綿の服だとチクチクしないのにも理由があります。セーターで使われるウールのほか、アクリルやポリエステルの繊維は固く、綿やカシミアの繊維は柔らかいため。
冬場直接肌に接する下着は綿素材をチョイスし、ウール素材を着る場合は、タートルネックなど首に直接繊維が触れるものは避けましょう。


ヒートテックは避ける

冷えを解消しようと保温機能性に長けた下着を着用するのも、肌質によっては考えもの。
ヒートテックのような化学繊維(吸湿発熱繊維)を着ると肌がかゆくなるという人、結構多いのです。理由は上述したとおり、繊維が固いから。
ヒートテックが肌に過剰な刺激を与えてしまっているのです。

そこで化学繊維を避けて、綿素材やシルク素材をチョイス。
かゆいのはイヤだけれど、冷えるのも困る!という人は、メリノウールを試すのはいかがでしょう。羊毛の高級種で、縮れた柔らかい繊維が絡み合うメリノウールは、保温性が高く、チクチクしません。
メリノウールの下着は、冬山登山をする人にはもはやおなじみ。ちょっと値は張りますが、保温性はバッチリです。

Tシャツ

とにもかくにも肌への刺激をなくすため、かゆみが起きにくい下着をチョイスしましょう。


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