速攻かゆみ止め法5:かゆい部分を叩く/かゆみどめ対策100選

つらいかゆみを今すぐ止める！速攻かゆみ止め法！
-5- かゆい部分を叩く

今すぐできて道具も使わず、かゆみを緩和する方法と言えば「叩く」こと。
先述したとおり、かゆみは痛覚の一種であり、痛みのごく弱いものにカテゴライズされます。そして脳には刺激を感じる優先順位があります。ごく弱い痛みと強い痛みでは、強い痛みのほうが優先されて感じるという性質があります。

要は叩いて痛みをくわえることで、かゆみを感じなくなるということですね。
平手でペチペチと、腕やら脚やらかゆいところを叩きましょう。

とはいいつつも、叩くならどんな叩き方でもOKというわけではありません。
青あざができるような強い力で叩くのは当然ダメ。
同時に顔を叩くのもNGです。

腕や脚などは比較的皮膚の厚みがあるので、少々叩いても皮膚の組織に影響を及ぼしませんが、顔は別です。叩いてはいけません。
顔の皮膚は薄く、叩いてしまうと刺激で毛細血管を傷つけてしまいます。
また叩くことでシミやシワを作る一因にもなってしまうのです。

さらに顔を叩くことは、眼球にも余計な刺激になります。網膜剥離や結膜炎を招くおそれがあるためです。
顔は叩かないようにしましょう。